佐藤優先生の本を読みまして、最近は勉強したことを一冊のノートに自分のコメントと共に書き写すようにしています。
やっぱり手書きで考えながらの勉強が一番身に付きますよね。

手書きの頻度が高くなったので、以前から使っていたセーラー万年筆の万年筆インク「四季織:仲秋」がなくなりかけていました。
黒から一歩引いた色で大変綺麗。使っていて楽しかった。
→四季織 仲秋の詳細レビュー

新しいインクを買おうと思っていたのですが、彼女が新しいインクを買ってくれるとのこと。
私は万年筆のインクをプレゼントしてもらうのがすごく好きなんですよね。
単純に嬉しいですし、書き物をしている最中にふとプレゼントしてくれた人のことを思い出すことができるからです。


あえて一緒に買いに行かずに「君のセンスで選んで欲しい」とお願いしました。
ちなみに彼女は万年筆を使いません。そもそも文具を使っているところを見たことすらありません。
そんな彼女が選ぶ万年筆インク、楽しみです。

パイロットの色彩雫「竹炭」を貰う

竹炭正面

プレゼントしてもらったインクがパイロットの色彩雫「竹炭」でした。
なぜ竹炭を選んだのか聞いたところ、

  • 勉強に使えるように黒っぽい色を探していた
  • 店員さんに「一番良い黒をくれ」と言って紹介してもらった
  • パイロットというブランドに聞き覚えがあった
  • 失敗を恐れて大瓶は買えなかった

こんなコメントをいただきました。
ありがとう。なんか色々考えてくれたんですね。

というか、店員に「一番良い黒をくれ」と言うワイルドさよ。
そして、竹炭を持ってくる店員さんのセンスよ。本当にありがとう。

初の色彩雫シリーズ

竹炭インク補充 (1)

万年筆のボトルインクブームを牽引したと言っても過言ではないパイロットの色彩雫シリーズ。
大瓶のデザインの良さ、豊富で風情のある色合いの数々で人気を獲得しています。

実は、私は今まで色彩雫シリーズを使ったことがありませんでした。
そのため、竹炭をプレゼントしてもらう前に、自分で次のインクを買うならば色彩雫シリーズで買おうと考えていたのです。
だからこそ素直に嬉しかった。

色彩雫:竹炭

竹炭の筆記
肝心の竹炭の色ですが、一言で言うならば「純度の高い黒」です。
濃淡も出にくく、はっきりクッキリとした黒。

だからこそ、どんな場面でも使えるのがメリットです。
公的な文書にも使えるカラーですし、悪目立ちをしません。

それでいて、色彩雫シリーズ特有の伸びがよく乾きやすいといった性能を持っているので、普段使いとして人気があるようですね。

プラスもう一色欲しいかも

使いやすくて汎用性が抜群な竹炭ですが、濃淡が出にくいので、万年筆を使う楽しみは少なめかもしれません。
そのため、個人的にはラフに楽しく使えるもう一色が欲しいなぁと感じました。
普段使いは竹炭、たまには一癖ありなインク…そんな使い分けをしたいですね。

まとめ:色彩雫の竹炭

以上、色彩雫の竹炭について書きました。
色彩雫シリーズの中でも随一の使い勝手の良さを誇る「竹炭」。
ビジネスシーンやかっちりとした場面で使うのには最適です。

ただ、万年筆を使って濃淡を出して文字を書く楽しみは少なめなので、もう一色遊びの色を用意しておくと万年筆ライフがグッと楽しくなると思います。
ではでは。