うちの大学は変でした。
オブラートに包んで言えば、「狂っていた」。

愚痴を吐き出したらキリがないので言えませんが、一つ言うとしたらレポート課題です。


とあるレポート課題が原則手書き&黒ボールペン&修正ペン使用不可。でした。

私は疑問に思ったわけです。
なぜ、ワードを使ってはいけないのか、ボールペンを使わなくてはならないのか、修正ペンを使ってはいけない理由はなんなのか。何一つとして納得いきません。


学科主任にこの疑問をぶつけたことがあります。

私「なぜ黒ボールペンを使わなきゃならないのですか?修正ペンを使ってはいけない理由はなんですか?」
主任「レポートとは公文書です。公文書は黒ボールペンを使うのが通例ですし、修正ペンは使ってはいけません。」

なるほど。レポートを公文書として扱うと言うことですね。これならば納得です。それならば尚更ワードを使っていいはず。こちらの疑問もぶつけました。

私「では、ワードを使ってはいけない理由はなんですか?なぜ手書きなのですか?」
主任「手書きの方が温かみがあるからです。

はい、意味がわかりません。あなたは公文書に「温かみ」を求めるのですか。どう考えてもおかしい。狂ってる。
しかし、この規則に従わないと単位は与えられないとのこと。本当に何なんでしょうね。


我々はこの条件化で30枚にも上るレポートを書いていたのです。
結果、黒ボールペンで書いて、間違えたら今書いていたレポート用紙を破り捨てて新しいレポート用紙に同じ内容を書き写す。
または、シャープペンで下書きをした後、黒ボールペンで清書する。
と言う「レポート用紙破り捨て派」と「清書で2度手間派」という派閥が生まれました。
どっちにしろ物凄い時間の無駄。

それでいて、トイックの点数を上げろ、授業の予習が足りていないと小言を言われる毎日。
ここまでくると大学教授って頭が悪いのかな、と思ってしまいますよね。


さて、このレポート地獄を乗り越えるため頑張っていた我々ですが、流石に学期が終わる頃にはイライラは最高潮。
最後の授業アンケートには、全員が「手書きの意味がわからない、黒ボールペンはクソ、せめて修正液使わせろや」と呪いの言葉を刻んでいました。


この呪いが効いたのか、今期からは「鉛筆OK」のご達しが。
ワードを使わせて欲しかった、などの若干のクレームこそあったものの、私は大満足。大勝利です。

少しでも楽しんでレポートを書きたいですからね。お気に入りの鉛筆を探すことにします。
よかった、大学が少しでも正気を取り戻してくれて。