コンバーターの比較してみましょうか

私は現在、万年筆のコンバーターを4種持っています。
セーラー、パイロット、プラチナ、ラミー。
なかなか有名どころのコンバーターたちではないでしょうか。

今回はそんなコンバーターの使用感、デザインなどを比べてみたいと思います。


セーラー コンバーター





もっともお世話になっているコンバーターがセーラーのモノ。
主にプロギアスリムに入れて使っています。

デザイン的にはベーシックで使いやすいコンバーターです。
透明軸などに入れても違和感なく使えるのが便利ですね。

ただ、使用感ですが、正直イマイチ!(笑)
ネジを回しづらく、なかなかインクを吸引してくれないんです・・・。

デザインが好きなだけに少し残念。

パイロット コンバーター



パイロットのコンバーターは何種類か存在しますが、現在最も入手しやすいのはCON40ではないでしょうか。対応万年筆も多いですし。

デザインがシンプル。
透明で飾り気なし。まるでカートリッジを使っているかのようなラフさがあります。

一番の特徴は攪拌用の銀玉が入っていることでしょう。
この銀玉のおかげでインクが固まりにくくなるのかな・・・?
(実感が持てませんが)

ただ、この銀玉が賛否両論あるんです。
万年筆に装着すると書いている最中にカチャカチャと音がすることがあるんですね。
個人的にはこの「カチャカチャ音」が気になったりします。

使用感としては良好。
軽い力でインクを吸引できてストレスなしです。

プラチナ コンバーター



最近購入したプラチナのコンバーター。
少し躊躇していたんですよ。
色も金色でイカツイですし、本体は少し大きい。

そして、プラチナというメーカー。
昔からあるコンバーターらしいので使いづらそう。
手が出しにくかったのです。

しかし、使ってみるとそんな思いは吹き飛びました。

なんですか、このコンバーターは!
滑るようなネジ。それでいてぐんぐんインクを吸い込んでくれます。
偏見って本当に良くないですね。お世辞抜きで一番好きなコンバーターです。

デザインは一癖ありますけど、銀色コンバーターも売っていますし(ちょっと高いけど)プラチナの万年筆を持っている方は恐れずに買ってもらいたいです。

ラミー コンバーター



ポップな万年筆「サファリ」で有名なラミーのコンバーターです。

流石はラミー、コンバーターまでポップです。
ネジ部分がまさかの赤色。
これは日本メーカーは作れないでしょうね。

ただ、このコンバーターがラミーの万年筆には似合ってしまうのだから恐ろしい。
透明サファリにこのコンバーターを入れたときのカッコよさと言ったらもう・・・。


結局デザインで売ってるんだろうと甘く見ていたのですが、使用感もかなり良いです。
軽い力でインク吸引ができて気に入っています。


自慢のコンバーター教えてください

今回は万年筆のコンバーター比べという需要のない記事を書いてみました。

「ほう、〇〇メーカーのコンバーターが使いやすいのか!じゃあ、〇〇メーカーの万年筆を買おう!」
とはならないですから。
万年筆を買ってからのコンバーターですから。

そういった意味では需要のない記事なのかもしれません。

ただ、小物の使用感って熱く語れる話の一つだと思うんですよねぇ。

私の知らないコンバーターの話、コメント欄で募集です!
(海外のメーカーコンバーターとか気になります)