不朽の名作「ボールぺんてる」

久々にこのペンを買ってみました。
「ボールぺんてる」。
名前を聞いてピンと来なくても大丈夫。

実際に見てみると、「あー!このペン知ってる!」となる不朽の名作です。
日本人でこのペンを初めて見るという人はいないというくらいの有名ペン。

私も若かりし頃、実家のペン立てにあったような気がします。


つい最近、テスト勉強をしなければならなかったわけですが、どうにもやる気が起こらない。
しびれを切らした私はペンを新調することでモチベーションアップを図ったわけです。

その浅はかな作戦は無事に成功。作戦以上に浅はかな私自身に呆れます。


そんなモチベーションアップ文具に選ばれたのが「ボールぺんてる」なのです。


ボールぺんてるとは

せっかくなので軽くご紹介を。
ボディは言わずと知れた鮮やかなグリーンボディ。

なんともレトロ感漂うデザインです。

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完全にプラスチック製で、プラスチック感がムンムンなペンなわけですが、それが逆におしゃれ。
BICのペンが一周まわっておしゃれと言われることに似ていますね。


キャップを開けてみると樹脂製のペン先が。
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どうやらこのペンは世界初の水性ボールペンらしいです。
誇らしい・・・。


ボールぺんてるの書き味

そして肝心の書き味ですが、流石は不朽の名作。
ヌルッとした書き味はやはりオンリーワン。

なんとも形容しがたい書き味なのです。
ペンが紙へあたる感じは「クーピー」のような。
実際の筆跡、使い心地はサインペンのような。


うむー。やはりオンリーワンな書き味です。
強いて言うなら、シグノAIRに紙へのあてた感じは似ている?
書き味は第五世代のペン、インジェニュティに似ている?


どうであれ、この極上の書き味が100円って・・・。
高級文具も涙目ですよ。


さらに、このペン、インクの発色がかなりクッキリで筆跡も太めなので、書いた字が通常よりも1.5倍くらい上手に見えます。
(私はこれを「ぺんてるマジック」と勝手に命名)



まとめ


やっぱりいいペンだなぁ。
ただ、最後に注意点です。
水性ペンなので多少の裏抜けは覚悟してください。
そして、筆跡が多少太いのでB欄のノートには結構厳しいです。
A欄でギリギリですかね。

ラフにアイデアを書き出してみたり、無地の紙に計算問題をのびのびと解く、なんて使い方が一番しっくりくるような気がします。
ボールぺんてるの書き味に溺れましょう・・・。

書き味の表現としては正しくないのですが、正しく「楽しい書き味」のペンなのです。





追記
そう言えば、ボールぺんてるに限定デザインが発売されてましたよね。
まさかの新デザイン。
もともとボールぺんてるの鮮やかなグリーンボディは若者を呼び込むためだそう。

この新デザインも若者を呼び込むぺんてるの作戦なのかもしれません。

グリーンボディでなくなった瞬間に「ボールぺんてる」
でなくなってしまうように感じるのは私だけでしょうか・・・。